こんばんわ。ふわまると申します。
ブログ記事の毎日更新を決意して夜勤を飛ばして2日目です。
ちょうど夏休み真っ盛り。娘は夏休み前から浮かない顔をしていると思ったら、「読書感想文」を書くことに悩んでたみたいです。
読書感想文は僕も苦手でした。本を読んで何を書いたらいいのか分からなかったし。今も読書は続けていますが、「感想文を書け!」って言われたら非常に困ります。
子どもならなおさらのこと。気持ちがわかる分、協力したいと思いました。そんな一日の話です。
大切なのは本選びから
前日に娘が図書館に行きたいというので、連れて行きました。読書感想文の本を借りるためです。
僕としては、「ガンジー」とか「マザーテレサ」とか偉人の本を読んで欲しいのですが、そこは口を出さずに本を選んでいる様子を眺めていました。
なんせ、苦手な読書感想文。本人が興味ある本じゃないかぎり、さらに精神的な苦痛が伴う可能性も出てきます。
時間をかけて選んだのは「図書館の奥は秘密の相談室」という小説でした。表紙から見て面白そうな感じです。まずは第一段階はクリアですね。その他にも同じシリーズを借りていました。
そして、読書開始
このシリーズの特徴は1章が5分で読める計算になっています。全部で12章で構成されているので、1時間で全部読めるとか。
子どもはさすがに読むのが早いです。ちゃんと1時間で読みました。僕も感想文のアドバイスをしないといけないので、後から読みました。僕は1時間以上かかりました。
その理由は、小説を読みなれていないこと。ビジネス書や心理学の本と違い、物語って非常に疲れますね。当たり前ですけど、読み進めていかないと何が書いてあるのか分からないし。当たり前ですけど。
そして、登場人物の多さ。会話のシーンでいったい誰が誰と、誰の話をしてるの?なんてことも分からず。ただ僕がアホなだけなのかもしれませんが。
読み進めていくうちにそれにも慣れ、途中でうたた寝をしながらも全部読むことができした。
大まかなストーリー
この本はリベルタス学園中等部という学校が舞台です。主人公である一年生井伏葉月は、図書委員初日に校門で妖怪のような雰囲気の図書委員の三年生、津島如月に「おれの助手になれ」と言われます。
図書委員には学園内外の生徒から様々な相談が持ち掛けられます。井伏葉月と津島如月、そして個性豊かで本が好きな図書委員たちは相談事を解決していきます。相談の報酬は本をお金ではなく、本を寄付すること。
12章で構成されていますが、1章が4月、最後の12章が3月と、1章ごとに1か月が経過しています。それぞれに季節が変わり、タイトルも「銀河鉄道の夜」「人間失格」など。ストーリーの中に名作の一部が紹介されています。
どうやって書いていこう
本を読んでもいざ書こうとなると、ますます険しい表情になる娘。思わず、古賀史建さんの「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を思い出しました。
僕のライティングの本を読んで勉強はしていますが、まだまだ自分の考えを文章になんてできないです。
取り合えず、以下のようなテンプレートを提案してみました。
- まず、なんでこの本を選んだのか?(理由:絵?タイトル?なんで読もうと思った?)
- この本は大まかにいうとどんなストーリー?
- この物語にはどんな特徴がある?
- この本の良さはどんなところ?おもしろさ
- その中でも好きなエピソード
- 読み終わってどう思った?
果たして、これが良いのかどうかわかりません。子どもの難しいところは素直なところ。逆に誘導しすぎて、子ども自身の良さを消してしまうのではないかと心配にもなります。
書き終えて一緒に推敲
ひと通り文章を書き終えると見せてくれました。内容は本人のなので書けませんが。
僕の作ったテンプレートを参考に文章の構成を考えて、本人なりに書いてくれてました。
感想文のノルマは原稿用紙3枚なので、約1200字。カウントして見たら、約600字でした。あと1枚半。
残りは文章のボリュームを持たせたり、エピソードの内容を濃くしたり、感想をしっかり書いたりする感じです。改めてライティングの難しさを感じました。見習って僕も読んだ本の感想、書評を書いていこうと思います。
インプットのあとはアウトプットが大切ですね。そんなことを感じたほのぼのとした休日でした。
あまり内容がないのですが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。